必ず最近耳にした「イギリスのEU離脱」についてまとめてみた。(原因編)
今年の夏ね、ヨーロッパに行こうかと思っているんですよ。
フランスから始まってデンマークまで行く約2週間なんですけど、超楽しみです。
ヨーロッパは初めてなんですけど特に強い思い入れがあって。それはまた僕に会った時にでも聞いてみてください。笑
・イギリスのEU離脱!その理由って?
最近話題になっているニュースは幾つかあるのですが、その中でも特に皆さんの注目を集めたのはイギリスのEU離脱ではないでしょうか?
でも、正直僕はニュースを見ていても「イギリスがEUから離脱した。」この事実だけしかわかりませんでした。
反対派と賛成派がいて、国民投票を通して採決が下される。こんな感じがニュースで読み取れる事だったのではないかと。僕の情報収集能力の低さは勘弁してください。目ついててついてない様な目なんです。笑
今回はそのイギリスのEU離脱を僕なりに解釈してわかりやすく説明出来たらいいなって思います。
1.なぜ「離脱」しようとしたのか?(原因)
なんで、イギリスはEUから離脱しようとしたのでしょうか?
その理由は3つあると僕は思います。
■移民問題
EUと言うのは沢山の国から成り立っているのは皆さん知っていますよね。
そのEUの国籍を持っている人はEU内で自由に働く事が出来るようになっています。
ここが、今の時代において問題になってきているんです。
最初は良かったんですよ、「頭ええやつとか、能力高いやつがどんどんイギリスに来て国も栄えるやろ!」とイギリスは思っていました。
しかし、実際現在ではEUの中でも比較的経済的に厳しい、お金がない国の人達が移民としてイギリスに来てしまったんです。。これは当然の事ですね、地方の人が東京へ上京するような感覚なんじゃないかな。
月給が賃金の低い国だと月収3万円、イギリスだと最低でも20万円以上は稼げてしまったらそりゃ皆そこに行きたがるのは無理もありません。生活がかかってますから。
さて、そこで困った事が起きてしまいました。
移民が多すぎて、国がパンクしそうです!
移民としてイギリスに入ると、EUのルールで人権規約・差別を禁止しています。
しかも無料の学校、病院、公営住宅に住める権利を持つ事になります。
更に、子供手当て(月3万円程度)を受け取れるのでルーマニアやブルガリアから親のいない子供を探してきてその手当てを貰うビジネスをしている人もいたらしいです。子供を使ってビジネスをするなんてけしからん奴ですね。
それだけお金というものに囚われているんでしょうか。
その結果、1年に18万人ものEUからの移民がイギリスに来る事になりました。EU以外の移民も合わせるとその数約30万人越え。
当初の思惑とは違い、やる気のない人やお金を貰うだけの人。確実にその割合は増えてきています。
この要因がイギリスの財政にダメージを与え、EU脱退をして移民の規制をしようという思惑があったんです。
そして移民の数に対してイギリスの領土は決められていますよね、ましてや島国。段々と家や病院の数が足りなくなってきてもうパンク寸前。電車賃や家賃等がどんどん上がっていきます。
ロンドンの中心地で新人の社会人が住もうと思ったら頭金だけで24年も働かなければならない世界になってしまいました。
僕からすると、「どないな世界やねん」って感じ。24年て。鬼畜か。
出生児や学校の生徒にも影響は出ています。
こちらの図を見ながら説明しますね。↓
参考:イギリス統計局
2000年から2005年辺りから移民の割合が急増しています。そこからイスラム国の事件があり、更に数が増えている事がこの図からわかりますね。
1年間で50万人の人口がイギリスで増えているのですが、その3分の2が移民の方々によるものでした。
この図を見て僕は「移民ってそんなわるくないんちゃうの?」と思ったんですけど、周りを見てください。日本に移民と呼ばれる人って中々見かけませんよね。
その本人になってみなきゃわからない問題もありますし、グローバル化が進む社会で国籍と言うものがどんどんと薄れていくのだはないかと僕は勝手に思っています。
ただ、イギリスからすれば国の人口の内移民割合が多くなる事は政治的にも良くないのでしょう。
■難民問題
テレビや新聞などあらゆるメディアで取り上げられている難民問題。一見、中東からの難民が多いと言う記事もありますが、決してその地域だけではないんです。
アフリカなどからも難民の方々はイギリスに来ているケースが多いんです実は。
ハンガリーやドイツなどは移民の受け入れに積極的な姿勢を示していますが、移民問題を抱えているイギリスからすれば「そんな暇ないんじゃ!」って感じなんでしょうね。
ここはもう少し勉強して、違う記事で書いた方が良さそうなのでこれは触れる程度にしておきます。知ったかぶりは嫌いなので。
■財政が厳しい国への援助
1番最初の理由として、お金の無い国から移民が沢山の来ていると言いました。
経済的にも裕福なイギリス。EUという連合体。
1つの国見たい形で動いているEUですが裕福な国は困っている国へ補助金というものを出しています。
それの良い例として言えるのがスペインとギリシャの高速道路。
これってイギリスからの補助金で作られたそうです。
ここで考えて欲しいのが、イギリスの内情。
「イギリスってさ、ええ国でお金も稼げて、国も潤ってるやろ!俺んところの国に少しお金援助してーな!」いわゆるカツアゲ?的なものとして補助金をイギリスは困っている国へ援助しています。
しかも、いざイギリスが何か研究費用としてEUに申請しても研究費用全額の内8%と微量。
先ほどの理由から考えると移民・難民問題でパンクしそうなイギリスからすると「こっちも困っとんねん!ええ加減にええよお前ら!」って話ですよね。
全ての移民や難民の方々がイギリスの国益に貢献しているとは言えない状況ですから。
そりゃ「ももええ、EU離脱したろかいな!」ってなるのは仕方が無いことで。
以上3点の理由からイギリスはEU離脱を考えたんだとWataruは思います。
・まとめ
けどあれですね、移民・難民という言葉はわかっていてもいざ自分の身になってみて考えると
難しいところはあるんじゃないかな。
日本という国は移民や難民に対して凄く厳しいですし、帰化申請は凄く時間がかかると僕の友達も言っていました。
そうゆう意味で考えると、EUと言うものがいかに合理的であるかが今回調べてみてわかりました。EUってね、結構上手く出来ているんですね。またそんな記事も上げれたら良いなって思います!
では最後に、今日は祇園祭。
アルバイトで甚兵衛を着ることになったので侍スタイルでサヨナラです。